竹内正則|違和感なく一体化する
PROFFESIONAL SNOWBOARDER
「僕にとっては違和感がないことがスペシャル。自分なりのフィットを出しやすいということが魅力だと思いますよ」
– 竹内正則

「僕にとっては違和感がないことがスペシャル。自分なりのフィットを出しやすいということが魅力だと思いますよ」
– 竹内正則
1980年代後期から今日に至るまでバートンのライダーとして活動し、日本で初の本格的なCAT(雪上車)ツアー 「光ヶ原CAT TOURS」 を自らの手で開拓し運営を行なっている竹内正則。 バートンのバックカントリーライン「AK457」のテクニカルディレクターでもあります。
90年代初頭、世界中のコンペティションを転戦し活躍していた彼は、純粋にスノーボーディングを楽しみたいという想いから、94年のUS OPENを最後にコンペティションシーンから退き、 以降国内外のバックカントリーをメインとしたライディングで人々を魅了するようになります。
2003年から始めた「光ヶ原CAT TOURS」の舞台となる 光ヶ原高原は、冬の期間は誰も踏み入ることのない広大なエリア。数年かけて自らの足で山に入り、ツアー可能な斜面を開拓したそうです。当時の日本には、片道だけ乗車できる簡易なCATサービスはあったものの、一日かけてバックカントリーをガイドしてくれる本格的なCATツアーはまだありませんでした。1日わずか12名だけで山全体を貸し切りで滑る極上のツアーには、年間約300人が参加しています。テリエ・ハーカンセンやアンティ・アウティなどワールドクラスのスノーボーダーも訪れています。
彼のライディングは、無駄な動きがなく、しなやかでスタイリッシュ。刻む(SHRED)というより描く(DRAW)。UNTRACKEDな斜面に美しいラインを描き、舞い上がるスプレーはまるで扇を開いたかのように優美な造形を見せます。
「僕はシューレースタイプを使っていた頃から、ブーツをガチガチに締め上げるのは好きじゃなかったんです。基本的には自然なフィットというか、自由な動きを優先してきましたね」
彼のしなやかなライディングを足元から支えるのは、BurtonのStepOn®システムのバインディングとブーツ。ブーツにはもちろんBoaフィットシステムが搭載されています。着脱が簡単なだけでなくボードとの一体感が高いと評されるStepOn®。その性能を引き出すためにはブーツ側のフィット調節が重要となります。「Boaのダイヤルで行う調節は過剰な力をかけることもなく、ダイヤルを回すだけ。僕の好きな締め過ぎず、ゆる過ぎず、ちょうどいいフィーリングを得ることができて、ライディングの快適さがより高くなりました」とBoaのメリットを実感しています。